研究課題/領域番号 |
12470259
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
嶋田 裕 京都大学, 医学研究科, 講師 (30216072)
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研究分担者 |
今村 正之 京都大学, 医学研究科, 教授 (00108995)
前田 賢人 京都大学, 医学研究科, 助手 (10314220)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2001年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2000年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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キーワード | 核内受容体 / PPARγ / RXR / 細胞内情報伝達因子 / EGF / STAT / INFγ / 分化誘導療法 |
研究概要 |
EGF-STAT系、INFγ-STAT系の臨床応用の為の基礎的検討 EGFと同様にINFγ投与で50%に著明な増殖抑制効果が得られた。STAT1ドミナントテガティブ導入により、その効果がSTAT1に依存していることを証明した。さらに正常食道上皮の長期の培養系においてEGF-STAT情報伝達系はin vitroでは細胞傷害性がなく、分化のマーカーであるインボルタリンの発現が誘導されることが判明した。生検材料又は切除標本におけるINFγ感受性予測として、explant cultureを用いたバイオアッセイを検討中である。 PPARγを介した膵癌細胞分化誘導とPPARγリガンドとretinoid併用による食道癌増殖抑制 膵癌細胞株がPPARγのリガンドで増殖を抑制され、フローサイトメトリーにてG1期細胞の増加と、S期・G2M期の減少を認めた。さらにPPARγ強制発現株にてOil red O染色で脂肪滴が確認され、脂肪分化が示唆された。in vivoPPARγリガンドにて有意に腫瘍経の増加が抑制された。一方、食道癌ではチアゾリジン誘導体のうちトログリタゾン(TGZ)の単独投与により10株中9株で増殖抑制効果を認めた。また9-シスレチノイン酸(cis RA)との並行投与により増殖抑制効果は増強された。相乗効果の著名なKYSE 270ではルシフェラーゼアッセイにおいても併用によるPPARγの転写活性の増強が認められ、フローサイトメトリーではTGZと9-cisRAいずれの単独投与でもサブG1期の増加が認められた。また併用により単独投与時よりもサブG1期の増加が顕著であった。ヘキスト染色ではPPARγリガンド投与により核の凝集と分葉が認められ、さらにPARPの分解が9-cisRAとの併用によりさらに促進された。p27にTGZ単独投与群及び9-cisRA酸併用群において経時的に発現の増強を認めた。
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