研究課題/領域番号 |
12470273
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
白倉 良太 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00116047)
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研究分担者 |
村上 博 日本動物工学研究所, 研究員
岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験施設, 教授 (30089875)
宮川 周士 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (90273648)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
16,100千円 (直接経費: 16,100千円)
2002年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2001年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2000年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
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キーワード | NK細胞 / HLA-E / HLA-G1 / ブタ血管内皮細胞 / 糖転移酵素 / 糖転位酵素 / β_2microglobulin / β2 microglobulin |
研究概要 |
HLA-G1とHLA-Eの共発現に関して NK細胞として抹消血単球、YT細胞、標的細胞としてブタ血管内皮細胞(SEC)を使用した。 HLA-Eのリーダーペプチド部分の配列をHLA-G型およびその誘導型に変換するとSEC上に発現するようになり、抹消血単核球PBMC(E/T=30:1)に対してそれぞれ53%、76%抑制した。さらに、これらHLA-G1とHLA-Eの共発現によってNK cell依存性細胞傷害がさらに抑制できることが判明した。また、この作用は攻撃するNKにより、固体差がかなりある事も判明した。 HLA-G1、及び細胞表面の糖鎖抗原の改変 HLA-G(G1)と、糖転移酵素GnT-,α2,6 sialyltransferase(ST),α1,2 fucosyltransferase(FT)をSECに遺伝子導入した。 HLA-G1の発現はFACSにより確認、導入酵素活性はHPLCにて行い、抗原性の変化はヒト血清、1B4レクチンにて調べた。これらのSECにNK細胞を反応させ、細胞傷害率を検討した。 結果は、HLA-GによるNK細胞の抑制効果は糖転移酵素によるものに比べて弱かった。HLA-G+GnT-or FTの場合HLA-G単独にのみより有意に、HLA-G+STの場合HLA-G単独のみならずST単独にもより有意にNK細胞の抑制効果を示した。HLA-Gと糖転位酵素の同時遺伝子導入は異種移植におけるNK細胞の抑制に有効であった。
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