研究課題/領域番号 |
12480092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
和田 充雄 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90271650)
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研究分担者 |
山口 明宏 福岡工業大学, 工学部, 講師 (60281789)
石村 康生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10333626)
井上 純一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (30311658)
横井 孝志 産業技術総合研究所, 主任研究員
高橋 昭彦 生命工学工業技術研究所, 主任研究官
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2000年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | ヒューマンスキル / バイオメカニカルカオス / 非ホロノミック系 / パルス結合ニューラルネットワーク / 適応型インターフェース / 音声カオス / バイオメカニクス |
研究概要 |
本研究課題では、高齢者、身障者がパーソナルユースに使用する運動補助装置を対象に、操作や歩行動作におけるスキルダイナミクス、とりわけそこに内在するバイオ・カオスを評価し、これらの知見に基づいて人をフレンドリーにサポートする適応型インターフェースの構築を図ることを目標として、以下の成果を得た。 1.ヒューマンスキルに内在するバイオ・カオスのダイナミクスの解明と応用 身体動作のスキルの計測、特に二足歩行動作、発話動作を対象に、実データのカオス解析技法を発展させ、生体カオス特有の非線形性、非ホロノミック性を考慮した解析及び制御手法の開発を行った。 2.インテリジェントな情報処理、視覚ニューラルシステムの構成と応用 ニューラルネットワークなどのインテリジェントな情報処理において、視覚による知覚課題:動物体判別、顔認識、注意、中心視などのパルスニューロ・システムシミュレーションを行い、人工的な知覚認識のシステム構成の開発を行った。 3.マンマシン・インタラクションを考慮した適応型インターフェースの構成 電動車椅子を対象に人の搭乗時のダイナミクスを解析し、自在な経路計画,運動学制御により障害物を回避し,滑らかな速度履歴で移動するモデルシステムの構築を行った.さらに搭乗者と車椅子の相互作用による挙動特性を計測できる計測評価用電動車椅子を開発した。電動車椅子の操作時に生じる意図に反する現象、例えば蛇行、ハンチング振動などの現象に対する防止策の検討を行って、搭乗操作者の意図に反応するインターフェースの実現可能性を確かめた。
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