研究課題/領域番号 |
12480105
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 中央大学 (2001-2002) 東京工業大学 (2000) |
研究代表者 |
今野 浩 中央大学, 理工学部, 教授 (10015969)
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研究分担者 |
渡邉 則生 中央大学, 理工学部, 教授 (10182940)
鎌倉 稔成 中央大学, 理工学部, 教授 (40150031)
宇野 毅明 国立情報学研究所, 助教授 (00302977)
後藤 順哉 (後藤 純哉) 筑波大学, 社会工学系, 講師 (40334031)
水野 眞治 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (90174036)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2002年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2000年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
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キーワード | ポートフォリオ理論 / 凹型取引コスト / ロング・ショート・ポートフォリオ / リバランス / 分枝限定法 / 平均・下方リスクモデル / 超大型線形計画問題 / D.C.取引コスト / D. C.取引コスト / ポートフォリオ / 最適化 / リスク / 取引コスト / 倒産判別 / SDD / データマイニング / 大規模投資 / SDP |
研究概要 |
実施した研究は下記の4つである。 (1)効率的フロンティア上への最小凹型コスト・リバランス問題の解法 (2)ショート・セールが許される場合の非凸型ポートフォリオ最適化モデルの解法 (3)平均・絶対偏差モデルによる小規模資産運用モデルの解法 (4)下半リスクモデルによるポートフォリオ最適化 (1)〜(3)は、いずれも従来の資産運用理論研究においては取扱いが難しいと考えられてきたものである。その理由は、問題が非凸型の最適問題となるため、多数の局所最適解が存在する可能性があり、その中の大域的最適解を求めることは、一般的にいってきわめて難しいからである。 しかしわれわれのグループは、平均・絶対偏差モデルと大域的最適化手法を組み合わせることにより、この困難な問題の解決に成功した。これらはいずれも、次世代資産運用システムを組立てる上で重要な構成要素となるものである。 また(4)は、超大型平均・下方リスクモデルがファクター・モデルの導入により実用的な時間で解けることを実証したもので、これも次世代資産運用システムに重要な役割を果たすものである。
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