研究課題/領域番号 |
12554022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 九州大学 (2002-2003) 高知大学 (2000-2001) |
研究代表者 |
清岡 俊一 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (00036584)
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研究分担者 |
後藤 文孝 大塚製薬, 有機化学研究所, 研究員
藤山 亮治 高知大学, 理学部, 助教授 (50145108)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2000年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 不斉アルドール反応 / ディスコダーモライド / 抗腫瘍性 / ラジカル脱ブロム化 / 鎖式立体制御 / プロピオネートアルドール / ポリケチド / キラルボラン / シン-,アンチ-プロピオネート / デイスコダーモライド / プロピオネート アルドール |
研究概要 |
エナンチオならびにジアステレオ高選択的向山アルドール反応と続く高ジアステレオ選択的ラジカル脱ブロム化反応を併用するポリプロピオネート鎖の立体選択的構築する一般的手法が確立された。ポリプロピオネート鎖を含む多様な天然物の合成が可能となった。「Diastereoselective radical debromination approach toward divergent synthesis of syn- and anti-propionate units, coupled with enantioselective and/or diastereoselective Lewis acid-promoted aldol reaction, Tetrahedron : Asymmetry, 14, 2897-2910 (2003)」この手法を用いて、(+)-Discodermolideの大量供給可能な全合成ルートが確立し、天然物とは違った立体化学を持つ骨格合成も検討され、先行するスミスやパターソンらの合成ルートとは違ったユニークな形式全合成が完成した。各段階での選択性はいずれも高く他の系への応用も広く可能である。「Regulated-stereoselective construction of thirteen stereogenic centers necessary for the frame of (+)-discodermolide, based on iterative Lewis acid-promoted aldol reactions, J.Org.Chem.,68,7967-7978 (2003)」
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