研究課題/領域番号 |
12557070
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹田 潤二 大阪大学, 先端科学技術共同研究センター, 教授 (50163407)
|
研究分担者 |
井上 紳太郎 鐘紡基礎科学研究所, 研究グループ長(研究職)
東城 博雅 医学系研究科, 助教授 (90135707)
井上 伸太郎 鐘紡基礎科学研究所, 研究グループ長(研究職)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2002年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2000年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
|
キーワード | Anrt遺伝子 / Cre / loxP / Stat3 / コンディショナルジーンターゲティング / スフィンゴ脂質 / キメラマウス / トランスジェニックマウス / ARNT遺伝子 / LCB2遺伝 / Tリンパ球 |
研究概要 |
多種類の表皮特異的遺伝子欠損マウスを作製した。これを達成するために表皮特異的にCreリコンビネースを発現するマウス(K5-Cre)とloxP部分が遺伝子に挿入されたマウス(stat3,Bxl-xL, Arnt, Pten)を交配した。 1.Stat3欠損マウス 本課題採択前より、皮膚創傷治癒遅延という表現型を示すことが報告されていたがUV照射時アポートーシスが引き起こされることが新たに判明した。 2.Bcl-xL欠損マウス 表皮アポートーシスをBcl-xLの経路とPI3kの経路が協力しあって防いでいることがBcl-xL欠損マウスを利用することで判明した。 3.Arnt欠損マウス 表皮バリアー機能が破壊され、スフィンゴ脂質の構成成分が正常に比較して変化していることが判明した。このことは、スフィンゴ脂質の成分比がバリアー維持に重要であることを明らかにしている。 4.Pten欠損マウス 腫瘍が多発し、皮膚癌発症にもPtenが重要な役割を果たしていることが明らかになった。
|