研究課題/領域番号 |
12557085
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今井 圓裕 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00223305)
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研究分担者 |
竹中 優 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (20222101)
中馬 達二 日本たばこ産業株式会社, 医薬探索研究所, 所長(研究職)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
2002年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2001年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2000年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | ナプシン / レニン / IV型コラーゲン / アンジオテンシン / 遺伝子発現情報 / アンギオテンシン / 新規プロテアーゼ / ゲノム創薬 / 発現遺伝子情報 / アンギオテンシンII / ノックアウトマウス / 遺伝子情報データベース / 近位尿細管 / 腎臓 |
研究概要 |
●腎近位尿細管に発現するレニン類似プロテアーゼGS4001をクローニングした。この遺伝子はマウスnapsinと一致することが判明した。 ●マウスnapsinはアスパラギン酸プロテアーゼであり、レニンと同様の活性を持ちアンジオテンシノーゲンを分解した。ヒトnapsinはアンジオテンノーゲンを分解しなかった。 ●マウスnapsinはIV型コラーゲン、フィブロネクチンを分解するが、I型コラーゲンは分解しないことが分かった。また、マウスnapsinはmatrix metalloproteinase活性を持つ。 ●ヒトIgA腎症、微小変化型ネフローゼ症候群、半月体形成性腎炎などでnapsin発現の低下が認められた。また、マウスアルブミン負荷蛋白尿モデル、尿細管結紮モデルでも減少した。 ●napsin活性を上昇させる薬剤の創薬を試みた。
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