研究課題/領域番号 |
12558094
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
実験動物学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
佐藤 浩 長崎大学, 医学部・附属動物実験施設, 教授 (50072947)
|
研究分担者 |
万年 和明 大分医科大学, 医学部附属動物実験施設, 助教授 (20145361)
山本 博 富山医科薬科大学, 生命科学実験センター, 助教授 (00108797)
大沢 一貴 長崎大学, 医学部附属動物実験施設, 助手 (90244756)
松林 清明 京都大学, 霊長類研究所・附属人類進化モデル研究センター, 教授 (50027497)
鳥居 隆三 滋賀医科大学, 動物生命科学研究センター, 教授 (50106647)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2000年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
|
キーワード | サルヘルペルBウイルス / Bウイルス / マカク / ELISA / ヒヒヘルペス2型ウイルス / サルヘルペスBウイルス |
研究概要 |
平成12年度〜平成14年度の本研究期間により、 1.われわれが使用したHerpesvirus papio 2(HVP2)抗原が、マカクBV感染のスクリーニング用診断抗原として優れていることを他のウイルスと比較検証した結果、証明した。 2.アカゲザル由来のヘルペスBウイルス(BV)E2490株のUS領域の塩基配列(14,447bp)を決定した。BVのゲノムDNAから、KpnI、PvuII、HincIIを用いて6クローンを得、2個所のギャップをPCRで埋めることで、US12の10数塩基を残したUS領域の塩基配列を決定し、DDBJ/EMBL/GeneBankに登録した(accession#:AB074432)。 3.わが国固有のサルであるニホンザルから検出されたBウイルス遺伝子断片を調べた結果、ユニークなゲノタイプを保有することが証明された。 4.アカゲザル由来のヘルペスBウイルス(BV)E2490株のUS領域の塩基配列を決定したのに続き(JV,2002;#AB074432)、UL領域の塩基配列(106,873bp)を決定した(#AB096160)。 さらに、HVP2による代替抗原の有用性を海外におけるアカゲザル血清についても検証するため、米国のウイスコンシン霊長類センターにHVP2による代替抗原の検査キットを送付し、ウイスコンシン霊長類センターにおいて自家検査を依頼した。
|