配分額 *注記 |
4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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研究概要 |
本研究は平成12年度14年度の3年間のプロジェクトとして実施された。12年度においてはカンボディア教育省を中心に聞き取り調査と資料収集が行われ、「万人のための教育世界会議(EFL)」の成果と、次なるEFLラウンドヘの政策課題が検討された。海外共同研究者も参加し論文執筆を行った。これらの成果は、(1)若林満・加藤徳夫著「カンボディアの人的資源開発」、『カンボデイア国別援助研究会報告書』、2001年4月、日本国際協力事業団刊、に掲載、(2)Barom, N. and Wakabayashi, M. 著「Science and Mathematics Education Development in Cambodia Through Building Higher Education Systems」、『Working Paper』 (Graduate School of lnternational Development, Nagoya Universily June 2000)、(3) Bunroeaun, N 著.「Teacher Training in Cambodia」、『Working Paper』(同上September 2000)に発表された。 平成13年度においては中等理数教育改善についての調査を中心に活動を展開し、(4)Otsuka, Y.(Ed.)「Baseline Survey Report of the Secondary School Teacher Training Project in Science and Mathematics in Canbodia (STEPASAM)」,カンボディア中等理数科教育改善研究会刊、2002年7月、(5)同日本語版報告書、(6)Khlok Vichet Ratha、「カンボディアにおける教育改革の課題-プノンペン市の教師意識の調査から-」、2002年9月、(7)若林・加藤論文の英語版が完成。 平成14年度は農村識字調査と2000年以降の教育政策の検討が行われ、(8)若林満「理科教育開発における日本の国際協力の実態」、『理科の教育』、2003年、Vol.52、1月号掲載、(9)Wakabayashi, M., Okada, A., Barom. N. and Sethik, R., 「Literacy Education for Eradicating Illiteracy Among Rural Population」、『Working Paper』,Graduate School of International Developement, Nagoya University, November 2002。以上に加え、カンボディア教育省計画局の協力を得て、同国の緊急教育課題について(10)Sam Sereyrath、及び(11)Ou Engの2氏より論文の寄稿を得て研究を充実させることができた。
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