研究課題/領域番号 |
12571029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荒川 正晴 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (10283699)
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研究分担者 |
片山 章雄 東海大学, 文学部, 助教授 (10224453)
町田 隆吉 桜美林大学, 国際学部, 助教授 (50316923)
関尾 史郎 (關尾 史郎) 新潟大学, 人文学部, 教授 (70179331)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2000年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | トゥルファン出土文書 / 伏羲女〓図 / 古文書学 / アスターナ・カラホージャ古墳群 / トゥルファン文書 / 伏義女〓図 / アスターナ古墳群 / 高昌国 / 唐西州 / トゥルファン / 出土文書 |
研究概要 |
1959より1975年にかけて、トゥルファンのアスターナ・カラホージャ古墳群墳墓より多くの古文書資料が出土した。しかしながら、その資料としての重要性にもかかわらず、正式な報告書が公表されていないため、これまでこれらが有効に利用されてきたとは言えない。何よりも、文書は被葬者の鞋や帽子などに二次利用されて埋納されたため、墓室からどのような状態で出土したのかは不可欠な情報となるが、その詳細な記録はなく、出土資料としては致命的とも言える欠陥をもっている。今回の調査は、そうした欠陥を少しでも補うためであり、いくつかの重要な墳墓より出土した文書について、出土(埋納)時の状態を復元することに成功した。今後、トゥルファン出土文書を本格的に利用してゆく準備が整ったと言えよう。 他方、伴出布絹資料である伏羲女〓図についても、今回の調査では多くの未公開資料を調査することができ、これまでの定説を大きく覆す発見があった。
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