研究課題/領域番号 |
12571043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
今泉 容子 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (40151667)
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研究分担者 |
中村 裕一 筑波大学, 機能工学系, 助教授 (40227947)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
2002年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2000年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | 映像 / 文法 / ショット / 日本 / アジア / 韓国 / 中国 / 台湾 / 映像文法 / 映像処理 / コマーシャル / 食シーン / 食事 |
研究概要 |
本研究の目的は、三つあった。一つ目は、日本の隣国にありながら、政治的、歴史的事情によって文化的産物の輸出入がコントロールされてきた中国(香港特別区、台湾を含む)と韓国に出かけ、そこで「なまの」映像データを収集すること。二つ目は、そのデータのなかに見られる規則性(つまり文法)を解明すること。三つ目は、それらを日本の映像文法と比較することによって、アジア間における三つの文化の映像文法の差異を解明すること。 これらの三つの研究目的は、予定どおり、遂行することができた。日本の映像文法とは異なる空間認識に基づいた映像文法が、中国と韓国の映像に見られた。三つの文化圏における映像文法の比較を行うことができたことは、大きな収穫であり、おなじアジアであっても日・中・韓では空間認識が異なり、そのため映像文法も異なってくることが明らかになった。最終的な考察は、現在、論文にまとめつつあるが、それ以前の考察は、後記の4つの論文にまとめられた。 また、手元に残った膨大な映像データは、3年の歳月をかけて総計28回にわたって現地で収集したものであり、通常の手段では入手が困難なものである。これらは現在、DVテープの形で保存されており、中国文化圏のデータの一部はPALシステムからNTSCシステムに変換済みになっている。これらのデータは、近いうちにCDに焼いたうえで、データベースとして有効に活用できるように整備するつもりである。
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