研究課題/領域番号 |
12572018
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
源河 朝典 岡山大学, 経済学部, 教授 (90033323)
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研究分担者 |
岩崎 一郎 一橋大学, 経済研究所, 講師 (70323904)
村上 隆 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20261357)
西村 可明 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017671)
輪島 実樹 ロシア東欧経済研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
12,700千円 (直接経費: 12,700千円)
2002年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2001年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2000年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 国際研究者交流 / ロシア国家経済文書館 / ソ連社会主義 / ネップ / 工業化 / 集団化 / 計画化 / ソ連中央統計局 / ロシア / ソ連邦中央統計局 / 日露関係 / 自動車工業 / 第一次5カ年計画 / ゴスプラン |
研究概要 |
1.研究課題 本研究プロジェクトは、ロシア国家経済文書館との国際共同研究である。3カ年計画の出発点において二つの課題が設定されている。同文書館所蔵の1993年に機密解禁されたソ連邦国家経済文書を実地に調査と資料収集を行うこと、および、これらの資料を用いてソ連社会主義の実体解明を行うことである。 2.実地調査と資料収集 ロシア国家経済文書館の全面的な協力を得て、平成12年〜14年、毎年約2週間、ソ連社会主義研究の第1級の資料であるソ連邦中央統計局資料、ソ連邦国家計画委員会資料、ソ連邦財務省資料を中心にして資料調査と収集を行った。収集した資料は総計10万点前後になると思われる。ロシア連邦レベルの国家文書館との直接の協力関係も、ソ連邦時代の国家機密資料の実地調査も、そしてその大がかりな収集も、日本ではおそらく珍しい事例である。 3.ソ連社会主義の国際共同研究 ロシア国家経済文書館資料にもとづいたソ連社会主義の次の実証研究に取り組んだ。(1)ロシア国家経済文書館とソ連国家経済資料、(2)ソ連中央アジア諸国の産業発展過程、(3)両大戦間期北樺太石油コンセッションと日露関係、(4)中央アジアの石油・天然ガスパイプライン配備状況とソ連邦崩壊後の問題、(5)ロシアソヴェト連邦農業人民委員部の農業発展展望計画と計画化の最初の経験、(6)ソ連自動車工業における接収ドイツ製設備・科学技術成果の利用、(7)ネップ期ロシアにおける貨幣税制改革、(8)ソ連統計の史的再検討。
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