研究課題/領域番号 |
12572025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
中山 徹 奈良女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (60222171)
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研究分担者 |
神吉 紀世子 和歌山大学, システム工学部, 助教授 (70243061)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2002年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2001年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 土壌汚染対策 / 地域再生 / 環境の修復 / 汚染のある土地 / 法制度 / イギリス / マンチェスター / 再開発 / 工場跡地 / パートナーシップ / 土懐汚染対策 / 環境の修復・再生 / オランダ / ドイツ |
研究概要 |
本年度は、イギリス、マンチェスターにおいて土壌や水質が劣化した地域の再生についてまちづくりや地域再生、都市計画とも関連づけて行った。 【マンチェスター北部、アークバレーの環境再生】 アーク川に沿った25の緑地(計250ha)の環境を修復・再生する計画で市内と大マンチェスターの住民による利用を視野に入れ、環境との交流をたかめる地域計画を目標にしている。 【マンチェスター東部、クレイトンベールの再生】 ニュートンヒースとクレイトンの間に位置する大規模な緑地である。1983年に市の開発公社が土地を買収し、4年間で造成を行い、その後市の公園管理課が10年間土地を平坦にして植林を行い、この4年間にはグランドワーク・トラストが協力し、住民の参加や緑地の利用を促進している。 【まとめ】 (1)地域・都市と環境の修復・再生に向け、一括再生基金等のハード・ソフト両面に適用できる補助金が計画の実現を促進しており、他の複数の補助金とを組み合わせて総合的に事業が進められている。(2)環境の修復、再生に対する住民の理解・協力を得るには緑地の安全性や役割を高めるべく、利用者増、利用促進を行うことが不可欠である。芸術プログラムや環境教育等、多様な試みによる総合的な取り組みが重要性である。(3)地域の再生と共に環境再生も進められ、地域内でのパートナーシップ形成に貢献している。事業を進める際、対等なパートナーシップの形成が重要であるため住民への人的、技術的な支援が不可欠である。慈善事業団体へのグランドワーク・トラストが行政、企業、住民の3者間のコーディネーターの役割を果たし、住民への協力や助言、地域計画団体の育成や指導を行う等、参加から管理運営に向けて住民の養成を行っている。
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