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極限高地棲息動物の生理特性

研究課題

研究課題/領域番号 12576001
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関信州大学

研究代表者

酒井 秋男  信州大学, 医学部, 助教授 (70020758)

研究分担者 斉藤 宗雄  実験動物中央研究所, 室長 (50167417)
松崎 哲也  実験動物中央研究所, 室長 (30167647)
松本 孝朗 (松本 孝明)  愛知医科大学, 助教授 (60199875)
石崎 武志  福井医科大学, 教授 (80151364)
小泉 知展  信州大学, 医学部, 講師 (20273097)
研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
13,600千円 (直接経費: 13,600千円)
2002年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2001年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2000年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
キーワードナキウサギ / チベットヒツジ / ヤク / 高地適応 / 概日リズム / 高地順応特性 / 右心室肥大 / 肺高血圧
研究概要

平成14年度は以下の研究を行った。
1.極限高地生息動物(ナキウサギ、チベットヒツジ、ヤク)の高地適応特性を解明するために、前年度の補充実験を行った。具体的にはヤク5頭について、中国青海省の高原医学実験所(海抜2,300m)で低圧タンク装置を使って、海抜0,2,300および4,500m相当の環境暴露を行った際の肺循環動態の検討およびNO阻害剤(NLA)の効果。さらに高度3,750m地点において、ブタ5頭、ナキウサギ12匹、ラット8匹について肺循環動態の測定とNLAの効果について測定した。
2.自然環境下に生息するナキウサギ概日リズムを測定した。調査地として、中国青海省の省都、西寧から南南西の方向へ直線距離にして275kmにある果洛州瑪沁県の中心の町大武郊外の草原のクチグロナキウサギの生息地(標高3730m)を選んだ。野生のクチグロナキウサギを捕獲し、ケタラール(50〜100mg/kg体重)麻酔下に腹腔内に体温測定用テレメータを埋め込んだ。テレメータとしては(1)CHP-IMP、重さ:7.0g大きさ:3.3×1.9×1.0cm、電池寿命:約1ケ月、米国テロニクス社製、(2)M1130、重さ:2.1g、大きさ:2.7×1.0×0.6cm、電池寿命:25〜50日、米国アドバンストテレメトリーシステム(ATS)社製の2種類を用いた。温度に応じた周波数のパルス音がテレメータから発信され、その電波をアンテナで受信する。各周波数チャンネルを設定した時間間隔で順番にスキャンして受信し、パルス間隔(m sec)データをデータロガに記録できる電池(直流12V)駆動の受信機兼ロガ(TR-5、米国テロニクス社製)に記録した。平成14年度は19匹のクチグロナキウサギにテレメータの埋め込み測定した。

報告書

(4件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 酒井秋男 他: "チベットヒツジの高地順応特性"環境科学年報. 24. 87-98 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 酒井 秋男 他: "チベットヒツジの高地順応特性"環境科学年報. 24. 87-98 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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