研究課題/領域番号 |
12610016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
野間 文史 広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20110158)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 五経正義 / 春秋左伝注疏 / 阮元十三経注疏勘記 / 正宗寺本春秋正義 / 春秋左伝要義 / 標点本十三経注疏(李学勤主編) / 分段標点本十三経注疏 / 口語語彙 / 阮元十三経注疏校勘記 / 標点本十三経注疏簡体版 / 標点本十三経注疏繁体版 / 中世漢語 / 経典釈文 |
研究概要 |
計画調書に記載した年度別の計画は、平成12年度『春秋正義校勘記』の作成 平成13年度『春秋正義』を中心とする『五經正義』の語彙・語法に関する研究の発表 平成14年度『春秋左伝注疏』(巻二・三・四)訳注の作成 であり、本年度の研究は『春秋左伝注疏』訳注の作成、これと並行して、『春秋正義』を含む『五経正義』の思想・特徴等に関する諸問題についても、継続して発表すること、以上の2点であった。 一昨年の『春秋正義校勘記』の作成、「五経正義語彙語法箚記(五)」「読五経正義札記(二)(三)」を承けて、昨年度も予定をほぼ実行し得た。すなわち、「読五経正義札記(四)(五)」を発表した。これは中国で出版された李学勤主編『標点本十三経注疏』簡体版・繁体版の紹介と批判である。『標点本十三経注疏』は経学分野における画期的業績であるが、拙稿によって、その価値と問題点が明らかになったことと思う。と同時にこれまでの、そしてこれからの筆者の研究の意義を再確認できるものでもある。なおこれは中国語訳して『中国哲学』誌の第24輯に発表した。本年度は以下の計画を実行し得た。 ○「読五経正義札記(六)」として、台湾の國立編譯館主編『分段標點本十三經注疏』を検討した。中国・台湾双方で「十経三注疏」の標点本が公刊されたのであるが、筆者はその不備を少なからず指摘し得た。この不備を補うべく、研究計画には無い筆者の「校定文」を作成することにした。したがって本年度の訳注は巻二にとどまった。 ○「訳注春秋左傳正義 巻二」○「春秋左傳正義校定文 巻二」○「春秋左傳正義校勘記 巻二」以上に「読李学勤主編之《標点本十三経注疏》」(日文版)を附して、「研究成果報告書」を作成した。
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