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『翻訳名義大集』における梵・蔵・蒙・漢語仏教語彙の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12610026
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 印度哲学(含仏教学)
研究機関(財)東洋文庫

研究代表者

福田 洋一  財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (00181280)

研究分担者 石濱 裕美子  早稲田大学, 教育学部, 専任講師 (30221758)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード仏典 / チベット語 / サンスクリット語 / 仏典翻訳
研究概要

本研究課題「『翻訳名義大集』における梵・蔵・蒙・漢語仏教語彙の基礎的研究」は、9世紀初頭に古代チベット王国において編纂された梵蔵対照語彙集Mahavyutpatti、および後代に付加されたモンゴル語、中国語の対照語彙集の校訂テキストを作成し、広く仏教学研究者および、梵・蔵・蒙語の研究者に基礎的資料を提供することを目標としている。
研究代表者および研究分担者は既に1989年に、当時入手可能な版本・写本などを元に『新訂翻訳名義大集』(東洋文庫、1989)を刊行したが、その後に、新たなチベット語大蔵経(『金写大蔵経』)が刊行され、また単独のチベット語版本を入手できた。それらの新資料を追加して再校訂を行うこととした。前書の問題点として、サンスクリット語部分の校訂が不十分であったこと、中国語訳が含まれていなかったこと、索引が付されていなかったことなどが挙げられる。本研究課題では、新出資料の追加とサンスクリット語に重点を置いた校訂、電子テキスト版の作成、モンゴル語チベット語の対照索引の作成を中心に基礎的な研究を行った。
具体的な作業としては、可能な限りのサンスクリット語のチベット文字転写を入力し、対照データベースを作成して、校訂作業を行うための基礎資料を整えた。チベット語については新出の二種のテキストを入力し、従来のテキストに追加した。モンゴル語に関しては、チベット語との対応がつきやすく、word to wordの対照語彙集を作成し、研究報告として公開した。
今後は本研究課題で収集した素材をもとに最終的な校訂テキストを作成する予定である。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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