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星曼荼羅の構図の決定要因と中尊の性格に関する研究-宗教と科学を繋ぐ美術の視点から

研究課題

研究課題/領域番号 12610071
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美術史
研究機関大阪市立博物館

研究代表者

松浦 清  大阪市立博物館 (70192333)

研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード星曼荼羅 / 月 / 時刻 / 方位 / 片袖縁起 / 大念仏寺
研究概要

研究課題について、今年度は、今年度の研究実施計画に基づき、鎌倉時代以前に制作された星曼荼羅の現存作例とその関連資料を中心に調査をおこなった。その内、三千院(京都)の星曼荼羅と昨年度に修復の完了した大阪市立博物館所蔵の星曼荼羅(東寺宝菩提院旧蔵)について、画像付きデータベース作成のための写真撮影をおこなった。全図は4×5判でカラー・ポジとモノクロ・ネガの撮影を行い、ブローニー判で赤外線撮影を行い、部分図は35mmのカラー・ネガとカラー・ポジで撮影した。その他の寺院等が所蔵する星曼荼羅については、来年度に調査・撮影をおこなう予定である。画像付きデータベースを作成するに当たり、市販のデータベース作成用ソフトを新規に購入し、撮影した35mmフィルムを中心に順次フィルムスキャナで画像を取り込み、文字データを付加したデータベースを継続して作成中である。また、本研究は星曼荼羅を対象とした研究であり、その成果は研究の最終年度に報告する予定であるが、副題に掲げた「宗教と科学を繋ぐ美術の視点から」という問題意識から派生した副次的な研究成果として、星曼荼羅とも密接な関係をもつ月と時刻・方位の絵画表現について、大念仏寺(大阪)所蔵の「片袖縁起」という宗教絵画を例に考察した。詳細は、松浦清「月はどっちに出ている[描かれた時刻と方位]-大念佛寺所蔵「片袖縁起」を例に-」(大阪市立博物館研究紀要第33冊、平成13年3月刊行予定)で報告する。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松浦清: "月はどっちに出ている[描かれた時刻と方位]-大念佛寺所蔵「片袖縁起」を例に-"大阪市立博物館研究紀要. 33. 47-52 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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