研究課題/領域番号 |
12610177
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山中 浩司 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (40230510)
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研究分担者 |
橋本 満 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (50110763)
大村 英昭 関西学院大学, 社会学部, 教授 (30047485)
上山 隆大 上智大学, 経済学部, 教授 (10193848)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 標準化 / 検査医療 / 医療社会学 / 医療技術 / 臨床社会学 / 臨床文化 |
研究概要 |
今年度は全体の研究を「検査医療と標準化」と「臨床文化と技術」という二つのグループに分けて成果をまとめた。前者では、科学社会学、技術社会学における理論的な考察と、ヘモグロビンA1eの標準化についてのケーススタディを山中、上山でまとめた。文献計量学的分析と内外の関係者へのインタビューを中心とするこの研究により、標準化プロセスにおける技術と臨床の関係、研究者ネットワークと標準化プロセスの関係などが明らかになった。後者においては、臨床における喪失(ロス)体験、宿命的状況などについての大村、橋本による臨床社会学的分析、研究協力者による臨床心理士、看護師、産科医、宗教的医療施設、セルフヘルプグループなどにおける技術と臨床の関係を扱った6つのケーススタディの報告をまとめ、様々な臨床技術と既存の臨床文化の関係を探る試みとした。
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