研究課題/領域番号 |
12610187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 兵庫県立看護大学 |
研究代表者 |
岡元 行雄 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (90177098)
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研究分担者 |
長屋 昭義 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (00076382)
松浦 和幸 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (80254465)
福留 瑠美 (福留 留美) 九州大学, アドミッションセンター, 助教授 (40295754)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 阪神・淡路大震災 / 北淡町 / 野島地区 / 祭り / 厄年 / 壇尻 / 神社 / スポーツ活動 / 宮島地区 / 町内会 / 都市計画 / 浅野地区 / 講 |
研究概要 |
北淡町の地区別の特徴をまとめると、室津地区は一番祭りに熱心な地区であり、祭りを即座に復活させ、神社の再建も工事に着手しており、祭りを語る住民の熱心さは群を抜いている。育波も室津に次いで熱心で、厄年の加も熱心におこなっている。斗ノ内、浅野南、水越は室津ほどではないが、町をあげて熱心に取り組んでいる。富島や野島は激震地であっただけに、祭りの復活が十分ではなかったし、祭りを語る住民の熱意はあまり伝わってこなかった。祭りを通しての地域のまとまりは弱くなっている。 平成14年度は野島地区を中心に調査を行った。野島神社は震災で全壊し、現在も仮神殿があるのみで再建の見通しは立っていない。隣のお寺も全壊したが、再建に向けて檀家で話し合いが続いている。神社よりもお寺の再建が優先されるのはどの地区も同じである。野島神社の氏子は野島8地区と仁井の舟木地区の9地区からなっている。壇尻があるのは江崎、平林、常磐、野島ひきの浦、舟木である。この2~3年野島神社の祭りが復活しており、野島神社のお膝元である野島ひきの浦の壇尻は祭りに参加することがあるが、他の地区は祭りに参加していない。震災で死者が出た地区ということもあり、また過疎化が進んだ地区ということもあり、祭りの復興はあまり進んでいない。この地区も、伊勢講、金比羅講、山浄講、天皇講などの宗教活動が盛んであるが、その宗教行事も、震災後に講を引き受けた家での開催から集会所へ場所を移動させたり、日曜日にまとめて開催したりと簡素化、スリム化を図った地区が目立つ。
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