研究課題/領域番号 |
12610235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
鈴木 庸裕 福島大学, 教育学部, 助教授 (70226538)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 学校ソーシャルワーク / 子ども家庭福祉 / 地域支援 / ネットワークとチームワーク / コーディネート / 教員養成 / エンパワメント / カリキュラム / アドボカシー / ワークショップ / 対人援助技法 / 地域福祉 / 家庭支援 / 学校福祉 / 生活指導 |
研究概要 |
本研究の最終年度として、学校ソーシャルワークのカリキュラム開発における、実践的研究を終えることができた。 県内外の教育委員会や教育センターなどからの研究協議や実態調査を踏まえ、学校現場で教師が習得すべき学校ソーシャルワークの目的、方法技術、価値について現時点での成果を科研報告書においてまとめた。 また、これまでのカナダ・トロントを中心とした学校ソーシャルワーカーならびにトロント市教育委員会、州教育省の諸政策・実施をめぐる関係者との研究協議を経て、日本でのこうした学校ソーシャルワーカーの実践上の課題やカリキュラム化の際の課題について、高い水準での検証と解明をおこなった。特に、日本での教育風土や組織文化に適合したチームワークを通じた学校ソーシャルワークの実際を構築する実践的指針とその方法について明らかにすることができた。 この成果は、2003年6月、社会福祉学の専門学会である「第5回子ども家庭福祉学会」並びに「第45回日本社会福祉学会」「第40回特殊教育学会」で発表をおこなう、そして2004年4月に入ってからであるが、専門誌での公表、出版物(共著)でもって世に問う予定である。 この研究成果は、すで筆者が担当する大学院の授業や県内外の研修講座等で活用し、評価を得ている。
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