研究課題/領域番号 |
12610253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
榊 達雄 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (10022401)
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研究分担者 |
中嶋 哲彦 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (40221444)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 教員評価 / 教員の資質向上 / 教職の専門職性 / 全米教職基準委員会 / 同僚評価 / インセンティブ効果 / 専門職団体 / 教師教育 / 資格 / 少人数授業 / 教員研修 / 専門職基準 / 教員資質 / SBM / 教員免許状制度 / メリット・ペイ / キャリア・ラダー / 教職の専門性 |
研究概要 |
第1(平成12)年度においては、第1に、1980年代以降のアメリカの教育改革における教員評価・教員資質向上に関する、アメリカの雑誌論文・著書の収集に努めた。第2に、ニューヨーク州のロチェスター大学およびロチェスター教員組合において研究課題に関する資料の収集をするとともに、同大学における専門家から同課題にに関する知見を得た。第3に、収集した資料や知見について、日本の教員評価・教員資質向上に関する状況との比較の観点から検討を加えた。 第2(平成13)年度においては、第1に、引き続き1990年代のアメリカの教育改革における教員評価・教員資質向上に関する、アメリカの雑誌論文・著書の収集に努めた。第2に、カリフォルニア州デイビス市のデイビス合同学区教育委員会および同学区立学校を訪問し、教員研修制度関係資料を収集するとともに、実態を調査した。第3に、収集した資料や知見について、昨年に引き続き、教職の専門職性の観点から、日本の教員の在り方との比較を念頭に置きつつ、検討した。 第3(平成14)年度においては、第1に、引き続き1990年代のアメリカの教育改革における教員評価・教員資質向上にに関する、アメリカの雑誌論文・著書の収集に努めた。第2に、それらと前年度アメリカで収集した資料を分析し、検討した。第3に、教職の専門職性の観点から、日本の教員の在り方、具体的事例としては、愛知県犬山市の教育改革のなかでみられる教員の在り方との比較をしつつ、アメリカの教員評価・資質向上について検討した。教員評価における同僚評価、資格取得促進におけるインセンティブは、注目すべき事項である。第4に、最終年度のまとめとして、本研究全体の成果を整理して、研究成果報告書を印刷・刊行した(資料編を含め全404頁)。
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