研究課題/領域番号 |
12610264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
桝形 公也 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10165706)
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研究分担者 |
家野 等 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (80135772)
野田 文子 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (90189407)
古市 久子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10031684)
吉野 秀幸 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (30311773)
田中 博之 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (20207137)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 教員養成 / 総合認識 / 総合的な学習の時間 / カリキュラム / 総合的学習 / 裁量時間 / ポートフオリオ |
研究概要 |
本研究は大学での小学校教員養成課程において総合的な学習に関わる教員養成のためのカリキュラムを開発することを目的としている。本研究の初年度は、本専攻の新入生が入学してくる開講初年度に当たる。そこで、11年度中に第一学年の開講科目のカリキュラムを開発して、12年度はその評価研究と、その成果を参考にして第2学年の開講科目に関わるカリキュラムの開発研究を行った。2年目は、初年度において開発された植物の栽培実習等に関するカリキュラムを開発したのを受け、小学校外国語教育に対応するカリキュラムと小学校情報教育に対応するカリキュラムを開発した。3年目は、海外教育実習に対応するカリキュラムを開発した。本研究の3年間のカリキュラム開発によって、総合認識系の専攻生は総合的な学習のための評価観点とスキルを自ら身に付けてきた。特に顕著な評価としては、学生が共同・協働的活動の自発性と創造性を身に付けたことである。こうして彼らは他者評価と自尊心を獲得し、協調する中で積極性と責任感を身に付けた。さらに3年間のカリキュラム効果は学生の保護者からも高い評価を得ている。また特に推薦入試の倍率が初年次26.5倍、2年次18倍、3年次21倍という数字によっても、カリキュラム開発が客観的に評価されていると認めることができる。
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