研究課題/領域番号 |
12610293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
三好 信浩 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (60033578)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 産業教育 / 工業教育 / 商業教育 / 農業教育 / 世界大戦と教育 |
研究概要 |
第2次世界大戦の戦間および戦後における日本の産業教育はそれまでに見ない劇的変貌をとげるが、その実情は、文部省の公的記録が欠落しているために、未だに不明のままである。幸いに国立公文書館には、この期間における大学、高等専門学校、中等実業学校などに関するぼう大な量の簿書が保管されていて、大別すると次の3種となる。 A.設置・廃止(位置変更・改称)に関する許認可文書、B.学則・規則に関する許認可文書、C.個別学校台帳 本研究においては、これらの文書を、他の資料(地域教育史、学校沿革史など)と重ね合わせつつ分析を進めた。その第一着手として、1945年8月現在に存在した日本の工業教育、商業教育、農業教育の高等および中等の教育機関を一覧にし、本報告においては、そのうちの工業と商業の教育機関名を掲出した。 本補助金では、その他農業教育を含めて大量の資料を収集することが出来たので目下鋭意整理と分析の作業を進めている。そして出来るだけ早い時期に日本産業教育発達史研究3部作(『日本工業教育発達史の研究』『日本商業教育発達史の研究』『日本農業教育発達史の研究』)を書き上げて、先に出版した日本産業教育成立史の研究3部作、近代日本産業啓蒙史研究2部作、日本産業教育人物史研究3部作と合わせて日本の産業教育史の体系化を終えることにしている。
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