研究課題/領域番号 |
12610379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
加藤 直人 日本大学, 文理学部, 教授 (90130468)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 満洲語 / 〓案 / 文書資料 / 清朝 / 「〓紅旗〓」 / 「内国史院〓」 / 八旗 / 史料学 / 満州語 / 档案 / 「〓紅旗档」 / 「内国史院档」 / 「じょう紅旗〓」 / 古文書学 / 中国 / 文書 / 廂紅旗 / 旗人 / 満族 / 満洲 |
研究概要 |
本研究は、平成12年度より14年度まで3年間継続して実施された。研究は大菊分けて3つに分けることができる。ひとつは、財団法人東洋文庫所蔵の満洲語文献とくに「〓紅旗〓」(〓紅旗満洲都統衙門〓案)の分類・整理であり、その成果の一部をThe Bordered Red Banner Archives in the Toyo Bunko I(Toyo Bunko, Tokyo, 2001)と題て英文で公表した。研究の第二は、17世紀前半の満洲語資料である「内国史院〓」の整理・研究である。「内国史院〓」は、清朝初期、ヌルハチ、ホンタイジ時代を研究する際の根本史料であり、北京の中国第一歴史〓案館に所蔵されている。研究補助者の助力を得ながら、ホンタイジの「天聰五年」(1631年)分と、「天聰七年」(1633)分の翻訳を世界ではじめて行ない、作業はほぼ完成した。後者については近く東洋文庫から出版予定である。あわせて「内国史院〓」の原資料と考えられるホンタイジ時代のオリジナルの満洲語資料「逃人〓」(中国第一歴史〓案館所蔵)の翻訳・研究も行ない、本研究の代表的成果として公表する予定である。研究の第三は、中国、台湾はもとより、日本国内、欧米所蔵の満洲語文献の所蔵調査を実施したことである。これは、満洲語文献、とくに満洲語版本の全世界ユニオンカタログ作成および資料のデータベース化のための基礎調査であり、成果の一部はすでに専門誌上に公開した。
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