研究概要 |
1.(1)シェークスピアの作品における談話連結詞(BUT, LIKE, WHYなど)の意味の変化は関連性理論のAd hoc concept constructionによりうまく分析できること。 (2)英語および日本語の複合談話連結詞(BUT STILL,「だがしかし」など)が認知語用論により分析できること。 (3)英語のBUT STILLの意味変化について、関連性理論による最新の談話連結詞の本(Diane Blakemore(2002)Meaning and Relevance : The Semantics and Pragmatics of Discourse Connectives, Cambridge University Press)が不十分であること。 (4)複合談話連結詞の分析には、Sperber & Wilsonによる関連性理論の方がとLevinsonによるGCIの分析より優れていることを結論として得ることができた。
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