研究課題/領域番号 |
12610519
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語・英米文学
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研究機関 | 大阪成蹊女子短期大学 |
研究代表者 |
中島 恵子 大阪成蹊女子短期大学, 英文学科, 教授 (20188949)
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研究分担者 |
古賀 哲男 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (60178241)
藤木 隆義 Takarazuka University of Art and Design, Department of Art and Design, Associate Professor (10289100)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ポストモダニズム / メタフィクション / アヴァンギャルド(前衛) / 現代カナダ文学 / 詩(言語詩) / アイロニー / マーガレット・アトウッド / リンダ・ハッチオン / M.アトウッド / L.ハッチオン / 批評理論 / メディーバリズム |
研究概要 |
(データベース用) <平成14年度研究実績の概要> 研究代表者、中島と分担者である古賀は、これまでの2回に渡る在外研究、調査による資料を基に、各々の専門領域であるモダニズム、前衛芸術、メタフィクション、言語詩、現代文化論を軸とし、2000年ブッカー賞受賞のカナダ作家マーガレット・アトウッド(<Margaret Atwood,1993-)の短編小説集であるMurder in the Dark ---Short Fictions and Prose Poems ---(1983)、およびトロント大学教授リンダ・ハッチオン(Linda Hutcheon)の文化論、Irony's Edge ---the theory and politics of irony ---(1994)の翻訳を完了した。中島はマーガレット・アトウッドの中期の短編集に見られるアトウッドの視点に、カナダ文学の特質とアトウッドの文学的テクニックの解読を試みた。古賀は、米国近代語協会(MLA)の会長でもあったハッチオン教授が注目したアイロニーという表現形式を通して論じた社会的政治的切り口としてのテキスト解釈および文化現象に及ぶアイロニー理論を翻訳し、現代カナダの文学文化論的嗜好の動向を探った。3年計画で行なわれた本研究計画は英米の3大学(Univ. of Toronto, Brock Univ., The State Univ. of N.J. Rutgers)における5名の研究者たちとのインタビュー、研究資料調査、演劇研究家、M.アトウッド氏、L.ハッチオン教授との会見という現地における多<の機会のもとに研究基盟を形成し、研究成果のまとめとして2冊の翻訳書を出版するに至った。 (翻訳書)『闇の殺人ゲーム-短編小説と散文詩』マーガレット・アトウッド著・中島恵子訳、北星堂書店、2002年。 『アイロニーのエッジ-アイロニーの理論と政治学』リンダ・ハッチオン著、古賀哲男訳、世界思想社、2003年。
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