研究課題/領域番号 |
12610570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
杉山 直子 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (20213506)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 先住民文学 / 母親像 / レズリー・シルコウ / 先住民 / 母親 / ジェンダー / 女神信仰 / レズリー・マーモン・シルコウ / 女性 / 母権制 |
研究概要 |
本研究は、アメリカ合衆国の先住民による文学作品の中で、女性、特に母親がどのように表象されているかを研究し、そこに先住民の伝統的な文化の母系的、母権的な母親像がどのように反映され、あるいは利用されているかを検証したものである。レズリー・シルコウら1970年代以降に活動している作家に注目したが、19世紀以来の先住民文化も視野にいれた。その中で、フェミニズム文学批評で用いられてきた母子関係モデル、母親の心理モデルを批判的に使用し、その有効性および限界についても、具体的な事例に即して研究した。 平成12年度には、先住民文学、や文化に関する文献表を、特に女性、母親、母権制、母系制社会に関するものを中心に作成した。文学における母親像、母子関係についての専門書についても同様に検索、文献表の作成を行なった。これらに基づき未入手の文献を収集した。入手した文献の研究を開始し、その研究成果の一部を6月の日本アメリカ学会全国大会で口頭発表した。また8月に渡米、インディアナ大学文学部スーザン・グーバー教授らより中間成果に関してレビューを受けた。 13年度には資料収集を続行すると同時に論文執筆を進め、その一部を一月に口頭発表した。同時に英語、日本語両方で論文を作成し、学術誌に投稿する準備を行なった。渡米しスーザン・グーバー教授らよりレビューを受けると同時に、合衆国における口頭発表についてアドバイスを受けた。帰国後、レビューの結果をとりいれて論文を完成させた。また平成14年二月、その成果の一部分をとりいれた口頭発表を行なった。
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