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アメリカ・マネジリアル・マーケティングの歴史的研究と学説の再検討

研究課題

研究課題/領域番号 12630114
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 商学
研究機関京都大学

研究代表者

若林 靖永  京都大学, 経済学研究科, 教授 (70240447)

研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードマネジリアル・マーケティング / マーケティング・コンセプト / 顧客志向 / ゼネラル・エレクトリック社 / マーケティング / マーケティン・コンセプト
研究概要

本研究は、マーケティングとは何かという中心問題を解明しようとするために、アメリカの第2次世界大戦後のマネジリアル・マーケティングの展開と学説の再検討に焦点を当ててすすめられた。
具体的には下記の4つのテーマにもとづく研究が行われた。
(1)マーケティングの定義と顧客志向
マーケティングの定義は何かということの再検討と、肩客志向をめぐる諸論点のレビューをすすめ、マーケティングとは販売の現代的形態であること、単なる販売との違いとして顧客志向が重要であることを主張した。
(2)マーケティング成立期の学説にみる顧客志向
アメリカにおける20世紀初頭のマーケティング成立期の学説として、バトラー、ショー、クラーク、ホワイトの所説を検討して、顧客志向が当時どのようにとらえられていたのかを整理した。
(3)「マーケティング・コンセプト」の成立とゼネラル・エレクトリック社の事例研究
アメリカにおいて「マーケティングとは顧客志向である」という主張がなされた、1950年代の「マーケティング・コンセプト」についての研究と、その実際の展開事例としてゼネラル・エレクトリック社をとりあげて分析した。
(4)顧客志向の現代的4類型による事例研究
顧客志向の具体的な展開方向として4つの類型を指摘し、それぞれに当てはまる事例の分析を行い、4類型の特徴を論じた。
以上のように、3年間の研究成果はとりまとめたものの、第2次世界大戦後のアメリカ・マーケティングの全体像を明らかにするという点では残された課題も多い。

報告書

(4件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 若林 靖永: "顧客志向のマス・マーケティング"同文館. (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YASNAGA WAKABAYASHI: "CUSTOMER ORIENTED MASS MARKETING"BOOKS DOHBUNKAN. (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 若林 靖永: "成立期マーケティングにみる顧客志向"経済論叢(京都大学). 171・3. (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 若林 靖永: "顧客志向のマス・マーケティング"同文館(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 京都大学マーケティング研究会編: "マス・マーケティングの発展・革新"同文舘. 259 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 近藤文男, 陶山計介, 青木俊昭編著: "21世紀のマーケティング戦略"ミネルヴァ書房. 291 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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