研究課題/領域番号 |
12640070
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
WAYNE Ross man (ROSS man Wa yne / ROSSMAN Wayne) 神戸大学, 理学部, 助教授 (50284485)
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研究分担者 |
山田 光太郎 九州大学, 大学院・数理科学研究院, 教授 (10221657)
宮川 鉄朗 (宮川 鉄郎) 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (10033929)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 極小曲面 / 平均曲率一定曲面 / ユークリッド空間 / 双曲空間 / Morse指数 / 離散的な曲面 / 可積分系 / 3次元球面 / 平均曲率一定 / モース指数 / discrete spectrum / Weyl asymptotic formula / 完備ではない多様体 / 平均曲率が一定 |
研究概要 |
この研究により得られた結果は以下の通り。 1.離散的な極小曲面と平均曲率定曲面をvariationalなアプローチでPolthier氏と共同研究した。variationalなアプローチによって離散的なcatenoidとhelicoidとデロネー回転面といわれる曲面の例を作った。Catenoidの場合には表示が得られた。離散的な極小曲面の指数も計算した。その計算は連続的な極小曲面の指数の評価に有用だった。 2.R^3内のコンパクトな平均曲率定トラスのMorse指数の評価をした。その曲面はWente toriとよく呼ばれている。私はWente toriのMorse指数はいつも6より大きいことを証明した。さらにLima氏、Sousa Neto氏と共同で7より大きいことを証明した。 3.数理物理に現われる解析のテクニックを使って、コンパクトではない平均曲率一定曲面のMorse指数の評価をした。Dirichlet boundary conditionによりその曲面のコンパクトな部分が大きくなるとMorse指数も大きくなるが、Lima氏、Berard氏と共同でコンパクト部分が増大するときのMorse指数のgrowth rateを計算した。 4.Thayer氏とWohlgemuth氏と共同でR^3内のdoubly-periodicな極小曲面の例を調べた。 5.山田光太郎氏と梅原雅彰氏と共同で3次元双曲空間内の全曲率が上に有界な平均曲率一定1曲面を分類した。 6.山田光太郎氏と梅原雅彰氏と國分雅敏氏と共同で3次元双曲空間内のガウス曲率0曲面の特異点についての研究を始めた。 7.Schmitt氏とKilian氏と共同で、可積分系の方法を使って、R^3内と双曲空間内と3次元球面内の平均曲率一定trinoidと呼ばれている曲面の作り方の研究を始めた。 以上の結果は学術論文に発表されたことを付記しておく。
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