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対称性をもつ高次元ヤング・ミルズ場と四元数構造

研究課題

研究課題/領域番号 12640207
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 大域解析学
研究機関三重大学

研究代表者

新田 貴士  三重大学, 教育学部, 助教授 (20202244)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードヤング・ミルズ場 / パンルベ方程式 / ガルニエ系 / 超準解析 / ファインマン積分 / 場の理論 / 無限小フーリエ変換 / 汎関数微分方程式 / Aczel集合論 / ディラッフ方程式
研究概要

主に3つの事を研究した。1つはヤング・ミルズ場とモノトロミイ保存変形の方程式の関係、2つはファインマン積分の定式化3つは非有基的集合論の超準モデルについてである.
1.C^6をG_2(C^5)に座標の1つとして埋め込む。G_2(C^5)は四元数ケーラー多様体なので一般化されたanti-self-dual connection(GASD)が定義される。C^5には4次元のJordan群が自然に作用する。それらのJordan群はヤング図形に対応して分類されている。一方線型方程式(d)/(dz)U=A(z.s.t)U, Uは2次のベクトル値,があるとき,特異点の回りの解のmonodromy変換の様子がparameter s, tについて不変なものはガルニエ系としてやはりJordan群で分類されている.そこで,7つのtypeのJordan群のうち3つについてはJordan群不変なGASDとガルニエ系がぴったり一致することを示した.
2.場の理論の中で量子化を行うときFeynman積分によるものとそれを公理的にあつかいその公理をみたすものとしてSchwinger-Dyson方程式という汎関数微分方程式としてあつかう2つのタイプがある.そこで,実数体IRを2度超準化し,そこでの無限小格子化しフーリエ変換を定義した。するとFeynman積分を2度,その意味の無限小フーリエ変換するとSchwinger-Dyson方程式の基本解に対応することを示した。
3.一般の集合論では必ずsetは空集合中からつくられるというregularityを仮定するが,regularityを仮定しない集合論のうちBoffa集合論についてその上の超準モデルを調べ,特別なものについては基の集合論が超準モデルにすっぽり入っていることを示した。更にAcsel集合論について無限列の存在を示した.

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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