研究課題/領域番号 |
12640440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
黒川 勝己 新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (50089835)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | テフラ層 / 対比 / 中新世 / SK110テフラ層 / Kd25テフラ層 / Znpテフラ層 / 同一時間面 / 新潟地域 / 下部更新統 / 広域テフラ / 鮮新世 / 更新世前期 / 魚沼層群 / Kd8 / Kd18 / 新津丘陵 / 房総半島 / SK110火山灰層 / SK100火山灰層 / UN火山灰層 |
研究概要 |
日本列島における中新統〜下部更新統には多数のテフラ層が挟在している。このようなテフラ層は火山噴火史を記録しているが、同時に精密な時間示標層として、地質学の精度と確度の向上に欠かせない。時間示標層としてのテフラ層研究は鮮新統〜下部更新統については、近年、研究の進展がみられるものの、解明すべき課題は多い。また中新統のテフラ層については、その研究はほとんど手つかずであった。 本研究においては、日本列島において、このような中新統〜下部更新統のテフラ層力が最もよくみられる新潟地域を中こにして、それらのテフラ層の詳細な記載を行うとともに、それらの広域対比を鋭意検討した。その結果、下部更新統のテフラ層については、魚沼層群をはじめとする新潟地域のテフラ層序を精緻なものにするとともに、それらと房総粍讃和田層のテフラ層などとの広域対比を行った。また鮮新統のテフラ層序についても、中央・西山油帯を模式として新潟地域において基本的なテフラ層序を確立するとともに、それらと北陸地域などとの対比を行った。さらに、中新統のテフラ層の対比についても、新潟地域で複数の広域テフラ層を見出した。これらの成果は、今後のテフラ研究の展開の基礎を築くとともに、微化石層序や年代論などとも複合して、地質学や環境史研究におおいに寄与しうるものと考えている。
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