研究課題/領域番号 |
12640665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・代謝
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
飯田 弘 九州大学, 農学研究院, 助教授 (70150399)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 先体反応 / シンタキシン / 精子 / 膜融合 / Rab6 / 先体形成 / 受精 |
研究概要 |
先体は精子頭部に存在する小胞状構造物で、その中に種々の酵素を含む。精子は卵に達すると、卵を包む透明帯に接触することによって先体反応を起こす。先体反応は、精子形質膜と生体外膜の膜融合によって起きる。本研究では、まず神経終末のシナプス小胞のエキソサイトーシスに関与する分子であるシンタキシンに注目した。シンタキシン分子群の内、シンタキシン2がラット精巣に高発現していることをRT-PCR解析によって見い出した。シンタキシン2に対する抗体を作製し、イムノブロット法、密度勾配分画法、免疫組織化学的方法を用いて検討した結果、シンタキシン2が哺乳類精子の先体領域に局在することが判明した。これらの結果から、シンタキシン2が精子先体反応に係わることが推足された。また、低分子量GTP結合蛋白質Rab6の精子細胞における局在を検討した結果、このGTP_<ase>は形成途中の先体に存在しているが、成熟した精子の先体には見い出せなかった。このことは、Rab6は先体の形成に関与しており、先体反応自体には係わりがないことが明らかとなった。
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