研究課題/領域番号 |
12650001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福田 承生 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30199236)
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研究分担者 |
KO Jung Min 東北大学, 金属材料研究所, 助手 (00333881)
吉川 彰 東北大学, 金属材料研究所, 助手 (50292264)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 透明導電性材料 / バルク単結晶 / キャリアドーピング / 熱処理 |
研究概要 |
本年度研究では、総括年度として、これまでの開発してきた技術を確立し、その研究成果を知的技術基盤とするようにデータベース化した。 引き上げ(Cz)法、マイクロ引き下げ(μ-PD)法、フローティングゾーン(Fz)法によりドーパント入り酸化ガリウム単結晶((Ga_<1-x>W_x)_2O_3,(Ga_<1-x>Mo_x)_2O_3,(Ga_<1-x>Ge_x)_2O_3,(Ga_<1-x>Hf_x)_2O_3,(Ga_<1-x>Zr_x)_2O_3)を作製し、その結晶の電気的・光学的特性を調べた。また、酸素欠陥を導入する手法として熱処理を用い、n型半導体酸化ガリウム単結晶の作製を行った。概要をまとめると次のようになる。 1.引き上げ(Cz)法によりドーパント入り酸化ガリウム単結晶作成技術を確立した。作成した単結晶に対して、電気的特性としてn型半導体特性を、光学的特性としては青い発光特性を明らかにした。 2.マイクロ引き下げ(μ-PD)法によりドーパント入り酸化ガリウム単結晶作成技術を確立した。作成した単結晶に対して、電気的特性としてn型半導体特性を、光学的特性としては青い発光特性を明らかにした。 3.フローティングゾーン(Fz)法によりドーパント入り酸化ガリウム単結晶作成技術を確立した。作成した単結晶に対して、電気的特性としてn型半導体特性を、光学的特性としては青い発光特性を明らかにした。 4.Cz法、μ-PD法、Fz法により作成したドーパント入り酸化ガリウム単結晶に対して、酸素欠陥を導入する手法として熱処理を用い、混合雰囲気ガス(酸素と窒素)分圧比と熱処理温度の調整により、n型半導体特性を改選した。
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