研究課題/領域番号 |
12650387
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
|
研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
程 子学 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (40254049)
|
研究分担者 |
程 同軍 会津大学, 情報処理センター, 助手 (30254121)
小山 明夫 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (60315679)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 資源の割り当て / グループへの資源割り当て / 資源の競合解決 / グループ間デッドロック / グループの飢餓状態 / 分散アルゴリズム / 資源配分アルゴリズム / ローカルコテリー / グループへの資源割当て / グループ間のデッドロック / 資源の分散割当て / デッドロック / 飢餓状態 |
研究概要 |
資源割当ての問題は分散処理環境における重要な問題の一つとして知られており、多くの研究が為されています。また、ネットワーク環境の劇的な発展に伴い、様々な分散協調型のアプリケーションが開発されています。 分散協調型アプリケーションの上では、強調して動作するプロセスやユーザが一つのグループとして動作するものと見ることができます。複数のグループが同時にそれぞれ何らかの動作を行う場合、異なるグループに属するプロセス同士の間で資源競合が生ずる場合があり、そこで資源の割当てが不適切に行われた場合、いくつかのグループの動作に支障を来たす危険性があります。そういった新たな形態の資源競合は、古くからある解決の手法では十分に対処することができず、またその餌決法に関する研究は、あまり十分には行われておりませんでした. そこで、私どもは従来の資源割当問題を拡張した「プロセスグループに対する資源割当て問題」という問題を提起し、その分散的解決法に関する研究を行って参りました。その研究において、この様な資源競合の問題の定式化を行い、またその問題を解決する資源割当ての手法を複数提案することができました。更に、その問題をより広範囲のアプリケーションに応用できるようにするために、いくつかの拡張を施した新たな問題を複数提起し、またそれぞれの解決法を示すことにも成功しております。 最後に提案する分散アルゴリズムを実際の分散アプリケーション(マッチメーキング問題と遠隔ゼミ環境における資源競合解決)の構築する際に適用する可能性を検討しました。
|