研究課題/領域番号 |
12670077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
服部 裕一 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (50156361)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 放射線照射 / 内皮依存性弛緩反応 / 内皮由来NO合成酵素 / フリーラジカルスカベンジャー / ウサギ耳動脈 / Edaravone / eNOS / 血管内皮細胞 |
研究概要 |
Cobalt^<60>を用いて45Gyの線量をウサギの耳に照射して2週後に、耳動脈において、acetylcholineによるeNOS依存性弛緩反応は著明に減弱し、免疫蛍光染色およびウェスタンブロット法で解析したeNOSのタンパク量は約50%に低下していた。さらに、RT-PCR法により、eNOS mRNAもタンパク量と同程度に、放射線照射により減少していた。フリーラジカルスカベンジャーであるedaravoneを一日2回(10mg/kg/回)、放射線照射前日より血管摘出前日まで、ウサギの腹腔内に継続的に投与したところ、上記の放射線照射によるeNOSに関係した変化は、いずれもコントロールレベルまで回復した。このことは、照射に暴露されている間に発生する活性酸素種が、放射線照射によるeNOS発現低下の最も重要な間接的メカニズムであることを示唆する。
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