研究課題/領域番号 |
12670159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青笹 克之 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30115985)
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研究分担者 |
中塚 伸一 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (90303940)
高桑 徹夜 (高桑 徹也) 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (40244933)
富田 裕彦 (冨田 裕彦) 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (60263266)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 免疫グロブリン重鎖遺伝子 / 甲状腺リンパ腫 / 橋本病 / 膿胸関連リンパ腫 / B細胞リンパ腫 / 免疫グロブリン遺伝子 / 可変域構造 |
研究概要 |
背景の異なる炎症である橋本病と慢性膿胸からそれぞれ発生する甲状腺リンパ腫および膿胸関連リンパ腫(pyothorax-associated lymphoma ; PAL)につき、免疫グロブリン重鎖遺伝子可変域の塩基配列を検討することにより、リンパ腫細胞が特定の抗原に対応した増殖状態にあるかどうかを明らかにすることを目的とした。 甲状腺リンパ腫ではVH26を使用するものが認められ、VH26の使用は橋本病でも報告されていることから、橋本病の甲状腺にプールされたリンパ球の中からリンパ腫が発生してくることを示している。又、甲状腺リン腫は橋本病で形成された胚中心段階の細胞が抗原刺激のもとに増殖している所見を得た。 一方、PALは胚中心後の分化段階にあることを示しており、他のB細胞リンパ腫で報告されているような抗原選択的な増殖は起っていないことが考えられた。
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