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小脳に特異的に発現する膜型マトリックスメタロプロテアーゼの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12670195
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関東京大学

研究代表者

岡田 明子  東大, 医科学研究所, 助手 (00233320)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード模型マトリックスメタロプロテアーゼ / ノックアウトマウス / ジーンターゲティング / 生理的機能 / MT5-MMP
研究概要

MT-MMP遺伝子は、現在までに6種類の分子(MT1,2,3,4,5,6-MMPs)が報告されている。本研究ではMT5-MMPに的を絞って主としてジーンターゲティングの手法を用いて解析するとともに、マウス個体発生における発現を検討し、MT-MMPの生物学的機能解析を目指す。MT5-MMP遺伝子は成体では主に小脳に発現し、脳の発生においては、分裂を終えた神経細胞に発現していることがin situ hybridization,免疫組織化学の手法を用い同定された。MT5-MMPはP19細胞において、レチノイン酸でその発現が誘導され、さらにAraCで処理した神経細胞に分化した細胞に発現がみられた。また、MT5-MMPは脳に存在するプロテオグリカンを分解することより、MT5-MMPは神経線維の伸長に関与することが示唆された。しかしながら、MT5-MMPのノックアウトマウスのホモロマウスが得られたものの、著明な異常所見は生後約1年生存しているが、今のところ得られていない。MT5-MMPのほかに、MT3-MMP、MT4-MMPも脳での発現が認められる。しかしながら、その発現場所時期に違いが認められ、それぞれ異なる機能をもつと考えられる。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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