研究課題/領域番号 |
12670288
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
武部 豊 国立感染症研究所, エイズ研究センター第1室, 室長 (50126116)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | HIV-1サブタイプ / HIV-1エンベロープ / センダイウイルスベクター / ElA / 血清学的サブタイピング / HIV-1エンベロープタンパク質 / EIA / ELISA |
研究概要 |
HIV-1サブタイプA-Eのエンベロープタンパク質gp120発現用センダイウイルスベクターを開発した。 発現量を簡便に評価するため、エンベロープタンパク質のC-末ペプチドに対する精製ポリクローナル血清を一次抗体、感染者のプール血清を二次抗体とするEIA(enzyme immunoassay)系を開発した。 この定量システムを用いることによって、コドン選択をヒト型に適正化する(codon optimization)こと、およびCD5遺伝子のリーダー配列(分泌シグナル)を用いた発現量の増強効果をサブタイプBおよぴサブタイプCエンペロープタンパク質を用いて評価した。その結果、codon optimizationによって約1.5-2倍、それに加えてCD5リーダー配列を付加することによって約2-3倍の発現量の増強が得られることを示した。 センダイウイルスベクターによって産生された各サブタイプの組換えエンペロープgp120タンパク質を用いたEIAによって、サブタイプE, B間を高感度にまた高い特異性をもって区別できるが、他のサブタイプについては交叉反応性が高く血清学的なサブタイピングが必ずしもうまくいかないことが明らかになった
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