• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

健康関連QOLと医療受療状況・医療費の関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12670367
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

渡辺 能行 (渡辺 能之)  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (00191809)

研究分担者 濱島 ちさと  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (30286447)
小笹 晃太郎  京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (20204191)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード健康関連QOL / 医療費 / 医療受康状況 / 医療受療状況 / 医療
研究概要

京都府内の事業所における従業員2,130人を対象に、2001年5下旬に健康関連QOLとしてのEurQol EQ-5Dについての調査を行い、1,367人より回答が得られ、回収率は64.2%.であった。このうち、QOL調査前の1年間にこの事業所に継続して在籍していたことが確認できた1,241人が解析対象者であり、これは回答者1,367人の90.8%、全従業員2,130人の58.3%であった。
解析対象者は男性1,043人、女性198人、でり、年齢の範囲(レンジ)は18-65歳であり、平均年齢は男性43.8歳女性40.3歳であった。最も多い年齢階級は、男性で50歳代35.5%、女性で30歳代が32.8%であった。
EuroQolは「移動の程度」、「身の周りの管理」、「ふだんの活動」、「痛みや不快感」、「不安やふさぎ込み」の5項目についての3段階の回答選択肢から回答するもので、それぞれの回答選択肢の組合わせに対して標準的な日本人集団をもとにした評価点数である効用値が定められており、最低-0.111、最高1.000の範囲の数値で表現されるものである。回答の効用値は0.444〜1.000に分布し、最も良いQOLの状態である1,000点は72.4%を占めていた。
この集団の2006年6月から2001年5月までの診療報酬明細書(レセプト)を調査した。QOL調査前の1年間に受療ありの者の割合は、効用値1.000の者で87.8%・効用値1000未満の者で92.4%であり、効用値1.000の者に有意(P=0.021)に低かった。全般的にみて、QOL調査前の直近1ヶ月から直近1年において効用値の低い群、すなわちQOLがより低い従業員において診療報酬点数が高い傾向がみられ、QOLが過去の受療の影響を受けた指標であることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 藤田麻里, 林恭平, 小笹晃太郎, 渡邊能行, 濱島ちさと: "基本健康診査受診者を対象としたQOL調査-EurQol EQ-5Dを用いて-"厚生の指標. 48・8. 22-27 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mari Fujita, Kyohei Hayashi, Kotaro Ozasa, Yoshiyuki watanabe, Chisato Hamashima: "A study on the health-related quality of life as measured by the EQ-5D for health check-up examinees. (in Japanese)"Kouseirioshihyou. 38-8. 22-27 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 藤田 麻里, 林 恭平, 小笹 晃太郎, 渡邊 能行, 濱島 ちさと: "基本健康診査受信者を対象としたQOL調査-EuroQol EQ-5Dを用いて"厚生の指標. 48・8. 22-27 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi