研究課題/領域番号 |
12670390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 福井大学(医学部) |
研究代表者 |
飯田 礼子 福井大学, 医学部, 助手 (40139788)
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研究分担者 |
松木 孝澄 福井大学, 医学部, 教授 (10126617)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ペルオキシソーム膜タンパク質 / 年齢依存性遺伝子発現 / 細胞内局在 / 局在化シグナル / 活性酸素 / 個人識別 / 年齢推定 |
研究概要 |
1.マウス腎および脳由来cDNAの系統的検索による年齢依存性発現遺伝子の同定 マウス腎および脳について蛍光DD法を用いて年齢依存性発現遺伝子を検索した。腎では3個の既知遺伝子(fibronectin、soluble guanylyl cyclase α1 subunit、cytosolic aldehyde dehydrogenase)と3個の未知遺伝子を、また、脳では4個の既知遺伝子(myelin proteolipid protein、transferrin、protein tyrosine phosphatase、G-substrate)をそれぞれ見出した。 2.マウス腎の新規タンパク質Mpv17-like protein(M-LP)に関する研究 (1)未知遺伝子の1部(EST AI482564)の配列に基づいて全長cDNA配列を決定した。この遺伝子によってコードされるタンパク質は、マウスのMpv17 proteinおよPmp22に対して高い相同性を有していた。 (2)M-LPはペルオキシソームに局在し、局在化シグナルは、N末端から16〜55番目のアミノ酸配列内に存在すると予想された。また、M-LPは4つの膜貫通領域(amino acid positions 15-34,51-67,92-110,151-168)、膜貫通領域をつなぐ3つのループ、および細胞質側に突き出したN末端とC末端より構成されているものと考えられた。 (3)M-LP遺伝子からは少なくとも2つのmRNA前駆体スプライシング産物が作られ、第2のスプライシング産物は全長194アミノ酸残基よりなるM-LP(M-LP_L)のうち、C末端側90アミノ酸をコードするORFを含んでいた(M-LP_S)。 (4)M-LP_LまたはM-LP_S遺伝子を導入・発現させたCOS-7細胞ではSOD-2の発現量が有意に増加していた。したがって、M-LPが活性酸素の除去機構に関与している可能性が示唆された。
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