研究課題/領域番号 |
12670522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
清水 京子 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90187451)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 慢性膵炎 / 線組化 / PPARγ / 細胞増殖抑制 / フローサイトメトリー / 核内転写因子 / 線維化 / 糖尿病 / マクロファージ / サイトカイン / 転写因子 / 筋線維芽細胞 |
研究概要 |
ラットの膵臓よりApteらの方法を用いて膵星細胞を分離した。まず、免疫組織染色によりコラーゲン、ファイブロネクチン、ラミニン、alpha-SMAが細胞質に、PPAR-gammaが核に存在することを確認した。RT-PCR法では膵星細胞に存在するPPAR-gammaのisoformはPPAR-gamma1がPPAR-gamma2に比べて優位に発現した。つぎに、PPRE-3tk-liciferase reporter plasmidをlipofection法で膵星細胞にtransfectionし、PPAR-gammaのligandであるPGJ_2、troglitazoneを投与した。これらのligandによりPPRE reporter activityは上昇し、内因性PPAR-gammaの活性が関与していると思われた。膵星細胞に対して強い増殖作用のあるPDGFを添加し、MTT assayにてtroglitazoneの増殖抑制効果を検討した。Troglitazoneの投与によって用量依存性に細胞増殖が抑制され、flow cytometryでG1 phaseの細胞数の増加とS phaseの細胞数の減少を認めた。Troglitazone単独投与では細胞の形態やMTT assayにおける生細胞数に変化はなかった。従って、troglitazoneはPPAR-gammaの活性化を介して膵星細胞の増殖を抑制し、これは細胞周期のG1 arrestの誘導によるものと考えられた。
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