研究課題/領域番号 |
12670627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
古玉 大介 大阪医科大学, 医学部, 助手 (70291987)
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研究分担者 |
大澤 仲昭 学校法人 藍野学院, 藍野加齢医学研究所, 所長
松山 久仁子 (辻 久仁子) 大阪医科大学, 医学部, 専攻医
藤田 淳 大阪医科大学, 医学部, 専攻医
松山 久仁子(辻) 大阪医科大学, 医学部, 専攻医
松山 久仁子(辻 久仁子) 大阪医科大学, 医学部, 専攻医
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ステロイド / 核内受容体 / 転写因子 / 骨格筋 / 肝臓 / 筋強直性ジストロフィー |
研究概要 |
1.dehydroepiandrosterone (DHEA)またはdehydroepiandrosterone-sulfate (DHEA-S)により骨格筋細胞に誘導されてくる分子の探索 培養骨格筋細胞株C2C12で発現誘導される遺伝子をDifferential display法によりスクリーニングし、複数の差異遺伝子を確認、そのひとつとして、ホモロジー検索からレドックス制御にかかわる分子である事が予想される未知の遺伝子を得た。DHEA(-S)には抗酸化作用があるという報告があり,今後はこの事との関連を解析してゆく予定である. 2.DHEA-Sにより活性化される細胞内シグナルの解析 マウス肝細胞においてDHEA(-S)により活性化される細胞内シグナル、特にステロイド受容体/核内受容体スーパーファミリーによるシグナリングを標的塩基配列結合能(electrophoresis mobility shift assay法)を指標にスクリーニングし.核内受容体の活性化を各核内受容体特異的な抗体を用いて確認した。DHEA(-S)はCARβ/RXRを含む複数の核内受容体を活性化し、その標的遺伝子の発現に影響を与えることが判明した。これらはDHEA(-S)が直接リガンドとして核内受容体を活性化した結果ではなく、DHEA(-S)の代謝産物がリガンドとなっている可能性、DHEA(-S)の抗酸化作用などを介したものである可能性が示唆された。
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