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ベータアミロイド蛋白質前駆体の可溶性細胞外領域に対する細胞膜表面受容体の同定

研究課題

研究課題/領域番号 12670633
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関理化学研究所

研究代表者

岡本 卓  理研, 研究員 (60240719)

研究分担者 濱中 裕喜  理化学研究所, 神経変性シグナル研究チーム, 研究員
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードアルツハイマー病 / アミロイド蛋白前駆体 / セクレターゼ
研究概要

アルツハイマー病の病因遺伝子である、アミロイド蛋白前駆体(APP)の細胞外ドメイン(APPs)が結合しうる因子を同定する目的で、まず、アルカリンフォスファターゼとの融合蛋白(AP-APPs)を作成し、細胞に発現したところ、予期しないAPPsのより小さな断片を見い出す事ができた。培養細胞をスクリーニングしたところ、内因性にも、このようなAPP由来の小さなフラグメントが存在することを確認できた。また、マウス胎児脳にもこのフラグメントが存在することを見い出している。このフラグメントは、ヘパリンセファロースに結合することが判明しているため、部分的に精製することが可能である。現在、このフラグメントの正確なアミノ酸配列の同定を、生化学的に精製した標品を用いて施行中である。一方、このフラグメントを含むとAPPの一部をベイトとして用い、イーストツーハイブリッド法で種々のライブラリースクリーニングを施行したところ、新規の結合分子を見い出すことができた。この分子は細胞外マトリックスに属する分子であるため、我々の見い出した新規のAPPのフラグメントのホメオスターシスを決定づける因子である可能性が高いものと考えられる。現在、この分子に対する抗体を作成中であり、我々の見い出したAPPのフラグメントとの関係を明らかにすることを目指している。また、我々の見い出したAPPのフラグメントおよびその結合分子の正常およびアルツハイマー病でのヒトの脊髄液においての検討も計画している。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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