研究課題/領域番号 |
12670733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
柿原 敏夫 新潟大学, 医学部附属病院, 講師 (70262433)
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研究分担者 |
小林 武弘 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (90311670)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 薬剤耐性 / 細胞株 / 遺伝子 / 白血病 / クローニング |
研究概要 |
薬剤耐性白血病細胞株(KY-Ra)に強発現する遺伝子(cDNA)を元に、Rapid Amplication of cDNA Ends(RACE)法を用い約5千塩基からなる全遺伝子配列を決定した。また同時に357塩基のcoding regionの塩基配列も決定した。同遺伝子の機能および薬剤耐性との関連を検討する目的で、RT-PCR法を用い正常血液細胞、白血病細胞および白血病細胞株での同遺伝子の発現量を測定した。正常血液細胞、白血病細胞、白血病細胞株の順で発現量の増加が認められ、同遺伝子と細胞増殖および不死化等との関与が示唆された。次に同遺伝子を発現ベクター(p3XFLAG-CMV^<TM>-10)に組み込み、他細胞株(C293)に導入後の性状変化を検討した。同遺伝子導入後、各種抗癌剤に対して耐性獲得が認められた。この耐性は作用機序の異なる薬剤に交差耐性をしめしており、アポトーシス誘導過程の共通経路への同遺伝子の関与が示唆された。現在血液細胞に導入を試みており、他種細胞でも同様の性状変化をもたらすか、またFas関連経路等の他のアポトーシス誘導経路への関与の有無に関して検討した。 さらに、同遺伝子の機能解明も為、蛋白発現ベクター(pGEX-6P-3)に同遺伝子を組み込み、大腸菌で発現させ蛋白質の精製をおこなった。その蛋白質は不溶性の性状であることが判明し、可溶化、精製さらに抗体作成を行った。
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