研究課題/領域番号 |
12670743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
金子 英雄 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (80293554)
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研究分担者 |
深尾 敏幸 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (70260578)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | BLM / ATM / ATM Kinase活性 / リン酸化 / telomerase / SUMO-1 / Bloom症候群 / Ataxia-telangiectasia / 高発癌 / 免疫不全 / 細胞死 / スクリーニング |
研究概要 |
1)ATMとBLMの会合 前年度までにATMとBLMが物理的に会合することを明らかにしてきたが、さらに機能的な会合について解析した。in vitro kinase assayを用いてATMがBLMをリン酸化する部位を検討した。ATMはBLMのN末の断片をリン酸化した。また、BLMのリン酸化はradiationにより誘導され、G2-M期の間におこる。Bloom syndrome由来の細胞株では、radiationによるATM kinase活性の経時的な活性の変化に異常がみられた。以上より、BLMはATMの上流と下流に位置することが示唆された。 2)ATM-/-,BLM-/-のダブルノックアウト細胞株の作製 ATMとBLMの会合がin vivoでどのような表現型を有するか検討するため、chicken DT-40細胞を用いてATM-/-,BLM-/-のダブルノックアウト細胞株の作製した。現在、その表現型をシングルノックアウト細胞株と比較し解析中である。 3)Bloom syndrome細胞にみられるtelomerase活性 BLMタンパクは一部のtelomereに局在していることが報告されている。そこで、BS患者由来の細胞株、またはB細胞リンパ腫でtelomerase活性をしらべたところ、その活性はcontrol細胞株とほぼ、同様に認められた。LMは少なくともtelomeraseの主要な調節因子ではないと考えられた。 4)BLMはSUMO-1と会合し核内に局在する。 BLMをGFPとの融合ベクターを用いて強制発現させると核内にdot状に局在する。同時に、SUMO-1の抗体で染色すると、BLMとSUMO-1がco-localizeすることが明らかになったBLMがSUMO-1と会合するにはBLMの238-586番目のアミノ酸が必要であり、この会合はBLMが核内にdot状に局在するのに必要なことを明らかにした。
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