研究課題/領域番号 |
12670830
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 宮崎医科大学 (2001-2002) 鹿児島大学 (2000) |
研究代表者 |
瀬戸山 充 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (30128433)
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研究分担者 |
黒川 基樹 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (90234591)
四本 信一 鹿児島大学, 医学部附属病院, 講師 (70244241)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | アポトーシス / ATLL / エクリン汗器官 / HTLV-I / ATL / 汗腺上皮 / 発汗異常 / Apoptosis / Eccrine gland / Sicca Syndrome |
研究概要 |
我々は現在までHTLV-I tax proviral DNAが腫瘍細胞のみならず汗腺上皮、血管上皮細胞にも認められることを証明してきた。そしてHTLV-Iの感染を受けた汗腺上皮は光顕的にいわゆる異常角化即ちアポトーシスを起こしていることが考えられ、これを電顕的、免疫組織化学的に証明することができた。 そこで症例をさらに重ねて検討した。その結果皮膚病変を持つATLL31例、HTLV-Iキャリア8例、健常人2例について、アポトーシスはATLL 14/31、HTLV-Iキャリア1/8、健常人0/2に認められ、アポトーシス部にはいずれもCD8陽性T細胞の浸潤がありTIA-1分子の発現が認められることが解った。 これらの結果から汗腺上皮のアポトーシスはHTLV-Iを標的にしてCTLにより惹起され、その結果汗腺上皮のアポトーシスが起こると判明した。
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