研究課題/領域番号 |
12670938
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 島根医科大学 |
研究代表者 |
妹尾 晴夫 島根医大, 医学部, 助教授 (00171356)
|
研究分担者 |
宮岡 剛 島根医科大学, 医学部, 助手 (50284047)
山森 周子 島根医科大学, 医学部, 助手 (80180230)
|
研究期間 (年度) |
2000 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
|
キーワード | 精神分裂病 / 神経病理 / wingless / Wnt pathway / 細胞接着異常 |
研究概要 |
(1)抗Dvl1抗体の作製;ヒトDvl1の部分アミノ酸からなるペプチドを合成し、このペプチドに対するポリクローナル抗体を作製した。抗体の特異性および感受性の検討した結果、特異性および感受性とも高いことが明らかとなった。 (2)in situハイブリダイゼーション;ヒトDvl1のmRNAに対するプローブとして、合成したオリゴヌクレオチドを用いる。これらのプローブを用いて正常ヒト脳切片で、in situハイブリダイゼーションを行い、mRNAレベルでの発現分布の検討中である。 (3)作製した抗ヒトDvl1抗体を用いて、正常ヒト脳切片で免疫組織染色を行い、タンパク質レベルでの発現分布の検討をした。ヒト脳におけるDvl1の分布の特徴として、大脳皮質(錘体細胞)、海馬(錘体細胞)、小脳(プルキンエ細胞)に高い発現を認めることが明らかとなった。 (4)in situハイブリダイゼーション;ヒトDvl1のmRNAに対するプローブとして、合成したオリゴヌクレオチドを用いる。これらのプローブを用いて精神分裂病患者および正常対照者の脳切片で、in situハイブリダイゼーションを行なった。特に海馬領域の検討を行ない、結果の解析中である。。 (5)作製した抗ヒトDvl1抗体を用いて、精神分裂病患者および正常対照者の脳切片で免疫組織染色を行なった。特に海馬領域の検討を行なった。この時に今回申請した、CCDカメラを使用し画像解析を行い、結果を解析中である。 (6)体質性に関連した精神分裂病についても、合併症を中心に検討中である。
|