研究課題/領域番号 |
12671052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
遠藤 正之 東海大学, 医学部, 助教授 (10147134)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 糸球体腎炎 / cDNAアレイ / 膜性腎症 / 肝臓 / 急速進行性糸球体腎炎 / IgA腎症 / 半月体 / CD86 / CD4 / メサンギウム |
研究概要 |
1.各種糸球体腎炎の進行機序をcDNAアレイを用いて解析するためにまず、正常腎組織に発現している遺伝子群を解析し、その情報を公開した。 2.メサンギウム細胞に発現している遺伝子群をcDNAアレイを用いて解析し、その情報を公開した。 3.腎特異的な遺伝子発現を見るために、肝臓に発現している遺伝子群を解析し、その情報を公開した。 4.膜性腎症は比較的予後の良い腎炎とされているが、末期腎不全へ進行する症例もある。腎生検上どのような分子マーカーが腎機能の悪化に関与しているが検討した結果、間質への細胞浸潤とVl型コラーゲンの沈着が腎機能悪化に関与していた。 5.急速進行性糸球体瞥炎およびIgA腎症におけるT細胞の活性化に必要なco-stimulatory molecule CD80およびCD86の発現状況を検討した。CD86は半月体が形成されているボーマン嚢周囲に強く発現しており、CD4細胞はこれらの分布と一致していた。尿細管上皮にはCD80が発現してT細胞活性化を行っている。
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