• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

食道癌における遺伝子異常: 特にp16INK4aとp19ARFについて

研究課題

研究課題/領域番号 12671247
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

桑原 義之 (2001)  名古屋市立大学, 医学部, 講師 (90225326)

三谷 眞己 (2000)  名古屋市立大学, 医学部, 助手 (20239271)

研究分担者 藤井 義敬  名古屋市立大学, 医学部, 教授 (40156831)
桑原 義之  名古屋市立大学, 医学部, 講師 (90225326)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードesophageal cancer / p16INK4a / p19ARF / p53 / pRB
研究概要

癌抑制遺伝子であるp16INK4aと,p19ARFはそれぞれ共通のexon2,3とexon1で構成されるが全く異なるタンパクをコードする。p16INK4aはpRBのリン酸化を阻害しG1/S期において細胞周期を止める働きがあり、(RB経路)p19ARFはp53を介してアポトーシス、細胞周期停止する働きがある。(p53経路)p19ARFの異常を検索し、p53の変異との関連を検討することにより、食道癌発生におけるp53を介するアポトーシスの経路の重要性が明らかになると考えた。本研究では同一遺伝子座CDKN2にコードされた2つの癌抑制タンパク(p16INK4aとp19ARF)が食道癌において、どのように発現しているかを検討した。平成12年度は食道癌切除標本より43症例についてRNAを抽出したが、平成13年度は追加で25例を抽出し、合計で68例について検討した。半定量RT-PCRでの解析では、p16INK4aは19症例、p19ARFは8例に発現低下を認めた。p16INK4a、p19ARFと臨床病理学的因子との関係を調べたところ、有意に発現低下を認めなかった。pRB、p53に対する抗体を用いて免疫染色をしたところ、pRBでは15症例(22%)で発現低下を認め、p53では33症例(28%)で異常発現を認めた。しかし、p16INK4aとpRB、p19ARFとp53との間には有意な相関は認めなかった。

報告書

(3件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書

URL: 

公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi