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グリコサミノグリカンによる骨形成促進作用と骨形成因子担体としての機能の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12671400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

河内 敏行  医科歯科大, 助手 (10313248)

研究分担者 伊藤 聰一郎  東京医科歯科大学, 医学部・附属病院, 講師 (10242190)
四宮 謙一  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20111594)
研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード骨形成 / 骨折治癒 / drug delivery system
研究概要

ラット骨折モデル作成と骨形成評価
Anらの方法(An YH et al.J.Orthop.Trauma.8:111-5,1994)に準じた装置を作成し、成熟ラット脛骨に閉鎖性横骨折を作成した。具体的には、0.9mm Kirschner鋼線を先に脛骨髄内釘として通した後、脛骨中央部に500gの重さのギロチンブレードを40cm落下させて再現性のある骨折を作成した。骨折後同部に各々5匹を標本数として1.無処置とした群2.rhBMP-2溶液単独を加えた群3.rhBMP-2(+/-)のヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸を添加した群を作成した。試薬処置後の後の骨形成を軟線撮影で週毎に8週まで経時的に観察した。rhBMP-2溶液単独群は、骨形成が良好であり、骨折作成後3週で過剰仮骨を伴い骨癒合が完成した。一方rhBMP-2(-)のヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸を注射した群では、rhBMP-2溶液添加時ほどの骨形成は見られず、各群間の骨形成に著明な相違を認めなかった。またコントロール群とは較べても、骨形成に著明な相違を認めなかった。rhBMP-2(+)のヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸を注射した群では、rhBMP-2溶液添加時同等の骨形成が観察されたが、各群間の骨形成に著明な相違を認めなかった。骨形成領域はrhBMP-2溶液単独群に較べ、骨折周囲に限局しており、drug delivery systemとしては有用と考えられた。

報告書

(1件)
  • 2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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